放射能泉である「ラジウム温泉・岩盤浴」はなぜ安全なのか

ラジウム
1898年、ウランを抽出残渣から分別結晶することにより、ピエール・キュリー、マリ・キュリー夫妻によってラジウム226(半減期1600年)が発見された。放射線を出しているため、ラテン語のradiusに因んで命名された。
放射能泉である「ラジウム温泉」は安全なのか?
福島第一原発関連のニュースが連日続く中、「放射能そのもの」に対する関心が高まっています。
放射能関連の話を聞くうちに、テレビの温泉番組や温泉地などで耳にした「ラジウム温泉」を思い出した人もいるのではないでしょうか。
ラジウム温泉は法律で「放射能泉」と定義されています。
放射能泉というと非常に危険そうな印象がありますが、どうしてラジウム温泉は安全なのか??
ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質で、そのラジウムが崩壊したものをラドンといいます。ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質です。高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となり、ある一定量以上のラドンを含む温泉を法律で「放射能泉」としています。そしてラドンを多く含んだ放射能泉を一般にラジウム温泉と呼んでいるということです。
ラドンは放射線の中でもα線を放射しますが、α線はγ線やβ線と比べて非常に高いエネルギーを持っています。しかし、α線は紙も通れないほどに透過力が弱いため、体内に取り込んでも体外までエネルギーが出ていきません。そのため、細胞に直接大きなエネルギーを放射して強い刺激を与えることになるのです。
ちなみに、体内へ入ったラドンの50%は30分で消え、約2時間もたてばほとんどのラドンが尿などから排出されます。
そのため、福島第一原発で起きている事態によって空気中の放射線量が増えて健康が増進するとかそういうことはありませんし、環境放射能の値が増えて「むしろ健康によい影響を与える」などというのは原理的に考えてありえない、ということです。全くの別物です。
ラジウムの効能と効果について
ラジウムの効能の症例
- (1) リューマチや胃腸の疾患
- (2) 関節の症状や脊椎の症状
- (3) 更年期障害などの内分泌系の症状
- (4) 創傷
- (5) 神経痛や神経炎などの神経に関する症状
- (6) 自律神経失調症や精神的疲労
- (7) ノイローゼ
- (8) 神経症の沈うつ型などの精神関連の症状
- (9) 喘息や慢性気管支炎
- (10) 皮膚疾患
- (11) がん疾患
- (12) 不妊症
- (13) 肩こり
- (14) 痔
- (15) うちみ
- (16) くじき
- (17) しもやけ
- (18) 腎臓病や肝臓病
- (19) 心臓の疾患や動脈硬化症
- (20) 痛風
- (21) 歯周炎
※効能の症例については、ラジウム温泉等のサイトを参考にしています。詳細の効能については、各ラジウム温泉のサイトをなどをご覧ください。沢山の報告があるのですが、医学的に証明されているものではありませんので、必ず医師の診察、相談を受けてください。
ラジウムの効能を発揮する流れ
ラジウム温泉が私たちの体にどいういった形で効能をもたらしてくれるのか?
ラジウム温泉からは、ラドンという気体(ガス)が発生していて、このラドンという気体を入浴中に呼吸により肺から吸収します。皮膚からも吸収されますが、大部分は呼吸により、肺から吸収することになります。そして血液に溶け込んだラドンが全身に運ばれます。ラドンから発せられる放射線により、治療効果が期待されています。実際に色々と効果があるといわれており、その実例は枚挙にいとまがないほどたくさんあるにもかかわらず、現時点では、科学的な解明が追いついていないのが現状のようです。